投資信託のメリット・デメリット
ファイナンシャルプランナーの西田です。
前回のブログで取り上げた『老後2000万円問題』・・・
金融庁の報告書の要点というのは、実は、その金額ではなく、
「老後のために現役世代のうちから投資しましょう。
それには、税制優遇制度のある、つみたてNISAやiDeCoがおススメ」
ということだろう、と私個人としては理解しています。
そこで、今回は、投資信託について、です。
投資信託は、きちんと説明しようとすると専門用語も多く、
分かりづらい金融商品です。
ですので、簡単にメリットとデメリットのみをお伝えします。
<メリット>
・運用はプロにお任せ(自分で細かく投資するものを選ばなくて良い)
・分散投資できる(様々なものに投資されるのでリスク分散にもなる)
・少額で投資可能(1万円から、というものも多い)
<デメリット>
・元本保証なし(投資、ですから)
・手数料がかかる(管理手数料が年0.5~3%程度かかる)
いろいろな表現ができる投資信託ですが、私が講義で説明するときは、
-運用するお金を『信じて』『託す』のが投資信託。
本来は自分で選ぶ投資先を任せてしまうので手数料がかかる。
手数料が年2%の場合、それ以上の運用益を上げないと損する計算-
という表現をすることが多いです。
投資の基本や手数料・分配金等について理解していれば
投資信託という方法は有効なものだと思います。
が、果たして日本人でどれくらいの人が上記を理解しているのか・・・
『実際に投資をするのは、お金に関する知識を学んでから』
これがファイナンシャルプランナーの私からのアドバイスというか、お願いです。
ページ上記の写真は、講座で投資信託を説明する際の資料です。
少しは理解を助けてくれるかな、と思っています。
講座の日程などの詳しい情報は、こちらの「講座日程」よりご確認ください